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実績と業務内容

”アルファッ・クス技術士事務所の実績”


40年以上もの永年に渡って石油精製産業および石油化学産業向けの各種プラントにおける(管式)加熱炉、廃熱回収機器(熱交換器等)の開発・設計・製作・運転に従事してきました。
1999年に独立後は、上記に加えて環境関係の伝熱機器の開発・設計・製作・運転にも従事しています。


”アルファッ・クス技術士事務所の業務内容”

伝熱設計計算
アルファッ・クス技術士事務所固有の設計手法により、輻射熱伝熱、対流熱伝熱および伝導熱伝熱に関する熱計算を実行できる。これを利用して(管式)加熱炉の設計を実施できる。また、既設の機器の運転データの分析・解析、トラブル・シューティングも得意としています。
高温伝熱設計(1,000℃レベル)
高温水蒸気の発生およびその利用に関するノウ・ハウを保有しています。
高温の運転条件に適する金属材料および1,300℃レベルの高温の運転条件に適する非金属材料の選定に関するノウ・ハウを保有しています。
廃熱回収ボイラ設計
水循環計算を含む高圧(120kg/cm2.Gクラス)での実績を有し、廃熱利用に関するノウ・ハウを保有しています。
環境機器設計
廃プラ油化によるリサイクル装置の機器開発の実績を有しています。
高温水蒸気を利用する活性炭製造装置の開発の実績があり、類似の機器設計が可能です。

設計業務のコツ

長年の経験から得た”設計業務を行うコツ”を紹介します。

ユーザーの要求事項に精通することが第一歩!

  • つまり、いくら優秀で頭の良いエンジニアであっても、唯我独尊的な態度で、ユーザーすなわち客先の要求あるいは意向を無視して設計を始めたのでは結果的に双方が無駄骨を折ることとなる。設計を開始する前にユーザーとコミュニケーションを密にして、その意向を正しく把握、理解することが必須である。


美的感覚を大切にすることが重要!

  • 設計するということは、白紙の上に形あるものを生み出す作業であり、形には必ず「美しさ」を伴う。また、計算結果が正しい場合には、その結果として現れる形には「美しさ」を伴っていることを理解しなければならない。経験により、このことは計算結果に対する直感と結びついてくる。


そして、表からだけでなく、裏からも見てみよう!

  • 一通り計算結果が得られると、そこで終わりとしない。途中で計算を間違っている可能性もある。したがって、計算結果を他の方法でチェックすることが重要になる。たとえば、伝熱計算式は必ずしも1種類とは限らない。マニュアルにある方法で得られた結果を、他の伝熱計算式でもう一度チェックしてみる等がこれに当たる。


また、実績との比較をしよう!

  • 設計という仕事は、大体において過去にもあったことを、ユーザー側の要求が少しばかり変わったことに対応しながら計算を繰り返していることが多い。したがって、結果が得られたら、過去の実績と比較検討することがミスを未然に防止する大切な作業となることを銘記しておこう。


最後に、現場に出て何が起こっているか観察しよう!

  • 設計計算自体は机の上でP/C(パソコン)を駆使しながら行われる作業であるが、上記の1.から4.項を配慮して設計した機器でも、時に問題が生じることがある。このような場合には、必ず現場に足を運んで、そこで何が起こっているのか自分の目で確かめる必要がある。よく観察すれば解決へのヒントが必ず得られる。これが次の設計へのフィード・バックとなり改善が行われる。

アルファッ・クス技術士事務所は何を目指すのか?

これまでは主として石油精製産業および石油化学産業の分野でアルファッ・クス技術士事務所は貢献してきましたが、今後は環境分野におけるエネルギー問題である省エネ関係の仕事を増やして行きたいという希望を持っている。
石油精製産業および石油化学産業の分野においても、勿論、更なる省エネを達成できるように貢献したい。

しかし、根本的な問題として、次のような問題がある。すなわち、

  1. 日本の大手のユーザーでは、優秀ではあっても個人のエンジニアあるいは小規模のエンジニアリング会社への直接的な発注は行われないと言う事実である。
  2. したがって、基本的には大手のユーザーが発注しやすい会社の傘の下に入って仕事をすることを選択することになる。
  3. あるいは、中小企業から直接仕事を請け負うことになるが、一般的に、ソフトウエアの発注は慣習として中小企業では受け入れられにくいと言う事に留意する必要がある。
  4. このような問題を解決することは容易ではないが、人脈を増やして、アンテナを鋭敏にしておくしかないように思われる。