ユーティリティーは用役と訳され、プロセスプラントの運転に必要な電気、水、空気や燃料で、人間の生活に無くてはならないライフラインと同義です。

用役(ユーティリティー)設計とは

これらのユーティリティーを供給する設備をユーティリティー設備(Utility facility)と呼んでいます。

この用役設備(Utility facility)にはスチームや電力などを扱う設備が含まれ、原料や副原料と同様にプラント運転に必要なもので、日常生活ではライフラインとも呼ばれています。

1. 用役(ユーティリティー)と用役設備

1.1 用役(ユーティリティー)の種類

ユーティリティーは用役と訳され、プロセスプラントの運転に必要な電気、水、空気や燃料で、人間の生活に無くてはならないライフラインと同義です。これらのユーティリティーを供給する設備をユーティリティー設備(Utility facility)と呼んでいます。
この用役設備(Utility facility)にはスチームや電力などを扱う設備が含まれ、原料や副原料と同様にプラント運転に必要なもので、日常生活ではライフラインとも呼ばれています。このユーティリティーには以下のようなものが含まれます。

  1. 電力
  2. 工業用水
  3. 冷却水や冷水などの冷媒
  4. 純水(プラント水やボイラ供給水)
  5. プラント空気や計装空気
  6. 窒素
  7. 燃料(燃料ガス、重油など)
  8. スチームや温水、熱媒油などの熱媒

すべてのプラントが上記のユーティリティーを全て必要とするわけではなく、プラントの種類や特性により違ってきます。

1.2 用役(ユーティリティー)の起動手順

また、プラントの建設後の試運転では、各ユーティリティーはある順番に従ってスタートされる必要があります。この手順を守らないと、プラントの運転を行うことが出来なくなります。その手順は周辺環境により多少異なりますが、おおむね以下の順番となります。

  1. 電力
  2. 冷却水
  3. 計装空気
  4. 純水(プラント水やボイラ供給水)
  5. 窒素
  6. 燃料
  7. スチーム

なぜ、この順番にしなければならないかは、それぞれのユーティリティーを作る設備や機械の仕様と運転方法が密接に関係しています。
(以上は「考えたいこと(Pro版)の記事をもとに編集しました)LinkIcon