縦型容器に貯まっている液量を計算します。

プロセスプラントには気液分離をする分離槽や少量の液体を貯槽する容器が多く設置されています。こんも容器に貯まっている液量を計算するために、下記の計算表を用意しました。使い方は簡単で、必要なパラメータを入力した後に鏡板の形状を選定すれば計算します。Tabキーを使えば順番に入力枠に移動します

縦型容器の容量計算

液面低下と滞留時間

反応器や分離槽あるいは塔などの容量を知っておくことは非常に重要です。
例えば分離槽で分離された液体を圧送あるいはポンプにより他の機器に移送する際、ある程度の液量が分離槽下部に貯まっていなければ、何らかの運転ミスで液面が低下し続けていくことで分離槽に貯まっているガスが下流に漏れて大きな事故に繋がります。
そのために分離槽下部の液量を下式に示す滞留時間として3~5分以上に設定するのが一般的です。そのためにも容器の容量計算が必要です。

滞留時間[min]=液量[L]÷送出量[L/min]


vessel volume calculation

入力出力 変数 項目 単位 数値
入力 D 内径 mm
H 胴高さ mm
L 液面高さ mm
鏡板 h 鏡部高さ mm
満液時 Vh 上下各鏡部容積 m3
Vb 胴部容積 m3
Vtotal 胴部+鏡部合計容積 m3
液面<満液 Vh 下鏡部容積 m3
Vl 胴部液容積 m3
Vtotal 胴部液+鏡部合計容積 m3

使い方

入力欄に内径(D)、胴高さ(H)および液面高さ(L)を入力します

次に鏡板形状を選定すれば計算実行です。

計算された容量には満液の場合(満液時)と、
満液ではなく、液面が胴体部にある場合(液面<満液)に分けて計算しています。

続いて他の鏡板形状で計算する場合には、
入力値はそのままで形状のみ選定すれば計算します

楕円体
10%皿型