Don't lose to corona.


Google
WWW を検索 サイト内を検索

 配管内での液体の圧力損失計算

密度を指定するようになっていますので、気体の場合でも密度[kg/m3]が既知で、流量の実流量[m3/h]で与えられるのであれば、この計算表でも使用可能です。

使い方は簡単で、必要なパラメータを入力した後に”calculation”ボタンを押すだけです。流量などを変更したい場合には"reset"として再度入力して下さい。(Tabキーを使えば順番に入力枠に移動します)

円管内の圧力損失

圧力損失の計算式

Darcy-Weisbachの式で円管内の圧力損失⊿Pを計算します。ここで、
ここで、Lは配管長さ[m]、Dは管内径[m]、ρは流体密度[kg/m3]、uは流速[m/s]、λはDarcyの摩擦損失係数[-]、f はFanningの摩擦係数[-]で、λ=4f の関係にあります。

⊿P=λ*L/D*ρu^2/2 = 4f*L/D*ρu^2/2

液体の場合の圧力損失

以下に示す計算表では、液体流量Q[m3/h]、上流圧圧力UpPres[kPa]、密度Density[kg/m3]、液体の粘度Viscosity[cP or mPa/s]、配管内径Dia[mm]、配管長さLength[m]を与えることで、液体の場合の圧力損失を計算します。この計算の対象は滑らかな円管ですので、円管内面の粗さは0.0mmに等しいとしています。実際の設計では粗さ(代表値0.045mm)を考慮して、下記の計算値の1.5~2倍程度の余裕を見るべきです。
pressure drop calculation for liquid

変数 項目 単位 数値
Q 流量 m3/h
UpPres 上流圧力 KPa(abs)
Density 密度 kg/m3
Viscosity 粘度 cP
Dia 配管内径 mm
Length 配管長さ m
計算結果
Vel 速度 m/sec
Re Re数 -
f 摩擦係数 -
Dp 圧損 kPa
DownPres 下流圧力 kPa(abs)


使い方

Q(流量)、UpPres(上流圧圧力)、Density(比重)、Viscosity(粘度)
Dia(配管内径)およびLength(配管長さ)の数値欄に入力し、"calculation"ボタンをクリックすれば、
速度、Re数、摩擦係数、圧力損失および下流圧力の計算結果が表示されます。

一部の数値を変更してやり直す場合には、再入力後に
"calculation"ボタンをクリックして再計算して下さい。

注意事項

(1)圧力の単位はkPaです。大気圧は101.3kPaに相当します。
(2)摩擦係数はRe数などから計算しています。Reの適用範囲は4,000~100,000,000です。