プラントビジネスに関する情報を掲載

目次

  • 最近のメタノール価格(2009/03)
  • China leads world in methanol fuel blending(2008/03)
  • Bioforming Process
  • Methane to Markets
  • エネルギーフロントランナーちば(2007/06)
  • SBCTO
  • Atlas Methanol(2005/04)

最近のメタノール価格(2009/03)

Methanex Regional Posted Contract Pricesによれば、2000年から現在までのメタノールの国際価格推移は、2007年末まで上昇基調から一転して急激な下降基調に移っており、特に円ベースではさらにドラスチックである。

China leads world in methanol fuel blending

昨年(2007年)、中国はメタノールの生産者ならびに消費者として世界最大になった。この背景にはメタノールを輸送用の代替燃料として大規模に使い始めたことによる。その量は 1 biilion gallons(約3.8百万Kl)にも達する。
大口ユーザーであるタクシーやトラックではM-85~M-100(メタノール濃度85~100%)で使用され、小売ではM-15以下で販売されている。

中国国内にあるメタノールプラントのほとんどは小型プラントで、全部合わせても合計生産量は11百万トン/年に過ぎず、いずれは大型プラントに集約される。その結果、2020年までには、中国国内のメタノール生産量は20百万トン/年に達し、世界のメタノール生産量は45百万トン/年になる。

また、燃料以外のホルマリンや酢酸、あるいはMTBEに消費されるメタノールも、今後二桁の割合で増加すると予想される。
中国国内ではメタノールの多くは石炭を原料とするが、その生産単価は$110~$165/tonと予想されている。

(以上はHydrocarbon Processing March 2008の記事より抜粋)

Bioforming Process

糖からエタノールなどを経由しないで直接ガソリンを製造するプロセスについて紹介する。
このプロセスは米国のVIRENTが開発したBioforming Processで、触媒を使ってガソリン成分に近い液体燃料を製造するプロセスである。詳細は不明であるが、液相改質プロセス(Liquid phase reforming process)が出発点となって開発された。
ここへのアクセス先は右の”Bioforming Process"をクリックするか、もしだめな場合には下記のアドレスを直接入力して見て下さい。

http://www.virent.com/News/mediakits.html

Bioforming Process

本年4月1日に、この技術に目を付けたシェルと、商業化を念頭に置いた共同研究を行うことが正式に発表された。その記者会見で使用された写真やpdfファイルが公にされているので、参考にしていただきたい。

Virent's liquid fuel laboratories

Methane to Markets

米環境保護局(EPA)の主導で2004年7月に設立された「メタン市場化」は、地球規模でメタンの排出量を削減するための国際的なプロジェクトで、「農業」「炭鉱」「埋立地」「石油・ガスシステム」の4分野について、「メタン回収と利用のための協力」「メタン排出源の究明」「排出量算定方法の改善」に取り組んでいる。その中から、酸性ガス除去プロセスの改善について紹介する。また、下表は石油・ガスシステムから大気中への年間メタンリーク量を示した。ここでMMTCEは”million metric tons of carbon equivalent”を意味している。

Methane to Markets

International methane emissions natural gas and oil infrastructure

エネルギーフロントランナーちば

昨年(2007年)6月に「エネルギーフロントランナーちば推進戦略」として千葉県および京葉臨海コンビナートにて事業を展開している企業体が、国の支援を受けてスタートした一種のエネルギー共同体である。
詳細は千葉県経済政策課ホームページに記載されていますので、アクセスしてみて下さい。
この計画には以下に示す4つのプロジェクトが含まれています。その中で重質留分の有効利用と水素エネルギー・・・に興味が惹かれますが・・・。

  1. 環境調和型ボイラの設置:重質留分の活用、熱電の共用
  2. LNG基地における極低温冷熱を活用したエチレンの液化
  3. 高効率熱電供給施設の共同設置
  4. 環境調和型ボイラの地域活用と水素エネルギの地域への供給

SBCTO

将来の石油資源の枯渇を考えると、資源としての石炭の埋蔵量は非常に魅力的である。隣国、中国の内蒙古包頭では石炭を原料としたオレフィンコンプレックスプロジェクト(Shenhua Baotou Coal-To-Olefin Project)が2007年に認可された。概略は以下の通り、

  • メタノール製造 1,800千トン/年(5000トン/日)
  • 発電設備 100MW
  • オレフィン製造 600千トン/年(PE 300千トン & PP 300千トン)
  • 空気分離装置 224,000Nm3/hr as O2

Atlas Methanol

Hydrocarbon Processing Apr. 2005
2004年に生産を開始した世界最大級のメタノールプラント。ロケーションはTrinidad & Tobagoで、ownerはMethanexとBP、main contractorはLurgi。
このプロセスでは大型化に照準を合わせた技術を採用しており、一つは steam methane reforming と catalytic autothermal reforming の組み合わせによる合成ガス製造工程、もう一つはsteam raising reactor と gas cooled reactor の組み合わせによるメタノール合成工程である。.

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